東京ワンルーム賃貸需要の将来性

東京では将来にわたって、安定したワンルームマンションの賃貸需要があると予測されています。東京の総世帯数に占める単身世帯の比率は年々増加しており、多くは賃貸ワンルームマンションに居住しております。東京における単身世帯の増加は、他府県からの転入に加えて、外国人の増加、晩婚化や未婚化、高齢化などもそれを後押ししている状況です。このような社会環境は短期間で大きく変化することはなく、東京や都市部を中心として、ますます単身世帯が増えていく傾向にあるものと考えられます。

これらの単身者の多くは、住宅ローン金利が超低水準となっている現在においても、一人が住むためのワンルームマンションを購入すること少ないため東京では将来にわたって、安定したワンルームマンションの賃貸需要があると予測されています。

ワンルームマンション規制の強化
（参入障壁の高さ）

ワンルーム需要が増加傾向にある中、東京では行政によるワンルームマンション開発の規制が強化されています。現在では、東京23区すべての自治体に条例や指導要領が存在し、主にマンション一戸の最低面積の引き上げとファミリータイプ住戸の設置義務となっています。具体的には、一定数以上の戸数の共同住宅を対象に、1戸あたりの最低専有面積を25平方メートル以上とする規制と、総戸数のうち一定割合を、専有面積40平方メートル以上といったファミリータイプ住戸としなければならないという規制がワンルームマンションの開発を難しくしている状況です。
このようなワンルームマンションの需要の増加に相反する供給の規制によって、需要に供給が追いつかない状況が生まれつつあります。今後はさらに、東京都内で優良な中古ワンルームマンションの在庫が激減してくることも考えられ供給不足が継続していく予測となっております。ワンルームマンション規制の背景には、地方自治体の大事な収入源となる「住民税の増収」が目的にあるといわれています。

不動産投資で注目される城南地区

「城南地区」とは城、つまり皇居から見て南側に位置する地域一帯を指す言葉です。
行政的な分類ではないですが、世田谷区、目黒区、品川区、大田区が城南地区に該当します。
現在、城南地区を中心に再開発が行われており、不動産投資家の間でも注目されている地域です。

住みたい町として人気の高い城南地区

都心の中心地に近い城南地区は、副都心を中心に繁華街が多いイメージがありますが、品が良く閑静な住宅地が多く建ち並んでいるのが特徴です。アクセスの良さや環境面などを考えると非常に理想的な住環境が整っていますが、地価も高い傾向にあります。そのため、狭小住宅や狭めの共同住宅も人気があります。

また、世田谷区、目黒区、品川区、大田区の4区で構成される城南地区は、洗練された街並みが多く建ち並ぶ地域です。品川区の東五反田、目黒区の自由が丘や中目黒、大田区の田園調布など商業地でありながら、ネームバリューのある住宅地としても古い歴史を持っており、高い人気を誇っています。地価が高めな点は否めませんが、城南地区は全体的にお洒落さと住みやすさの両方を備えた地域です。その中でも港湾エリアである品川区・大田区は相対的に地価も低いため投資総額が抑えられる点も魅力となっております。

85%以上の人は徒歩10分圏内を希望

現在、60%を超える人は駅から10分以内に住んでいると言われています。次に住み替えの際には約85%以上の人が駅から徒歩10分圏内の住居に住みたいとの調査結果もでています。

駅徒歩3分～5分未満が最もニーズが高い

徒歩3分～5分未満を希望する人は27%います。徒歩10分圏内を希望する人たちのうち約44%は徒歩5分圏内を希望しております。
駅近くの物件であることはそのこと自体が競争力につながることからLudensは駅徒歩５分圏内での開発にこだわっております。

次に引越すとしたら最寄駅から歩いて
どの程度の家に住みたいですか？（単一回答）

●調査概要
［SUUMO賃貸・一人暮らしのこだわり条件調査］より